2021.5/3UP!!
新型3代目Hayabusaの参上

スズキ GSX1300R ハヤブサの歴史


SUZUKI GSX1300R Hayabusa History 目次
  1990    メガスポーツの誕生、最高速バトル 
  1998   ハヤブサデビュー 
  1999  市販車初 時速300km/hオーバー
 豆知識  ハヤブサの名の由来
  2000  ハヤブサ VS ZX12R
  豆知識  オートバイ系雑誌 バイク人気ランキング
 1999-2007    ロングセラー ハヤブサ
  2006  ハヤブサ VS ZZR1400
 2007  2代目2008 GSX1300R ハヤブサの登場
 2008  2代目ハヤブサ VS ZZR1400
 1999  X-フォーミュラークラス ヨシムラ ハヤブサ優勝
   ヨシムラ ハヤブサ X-1
 デビュー前  ハヤブサ クレイモデル 
 
2021.5/3UP!!
 新型3代目Hayabusaの参上
2020.11/7UP!!
 
カラー表
 1999〜2020 ハヤブサ カラー 一覧


メガスポーツの誕生、最高速バトル!

1990年
当時、ZZR1100と言う最高実測速度274km/h
バイクがカワサキ から発売され、長きに渡り総合的なタイトルを持ち続けていました。

しかし、その後、1996年にホンダがCBR1100XX
スーパーブラックバード が登場し、
最高実測速度がなんと284km/h
これを機に最高速バトル がはじまりました。

ここでこれらのバイクを総称する
新たなメガスポーツ と言うクラスまでできました。

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ハヤブサデビュー!

その2年後1998年、ドイツのインターモト ミュンヘンショーで、
ついにハヤブサ が発表されました。

コンセプトは『アルティメットスポーツ』(究極のスポーツ)
誰でも扱える最高のバイクを作ると言うコンセプトで

スズキから1300ccの大排気量を当時最高馬力の175ps を持ちデビュー。
空力によってデザインされた形は、当時のバイクとは思えないほどの
オンリーワン、デザイン
その為、賛否両論 でした。

翌年、スペインで初めてハヤブサ の試乗会が行われ、
試乗したライダー達には衝撃的だったようです。

これほど大きな排気量をもちながら、
更にスポーツ走行も難なくこなす事ができ、
当時の他のバイクを圧倒したようです。

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市販車初! 時速300km/hオーバー!  

  更にハヤブサは、300km/h を越える
最高実測速度302km/h(ミラー取り外し312km/h )という
世界で初めて市販バイクのノーマル状態で300km/h 以上
出る事が証明されました。

しかし、この300km/h 以上出たと言うのは
スズキ からすると、最高のバイクを作っていけば
たまたま300km/h 以上出たと言う
ただの副産物に過ぎなかったようです。

スズキ フラッグシップの
ハヤブサ伝説が始まります。


最高速以外にも、実測パワーやトルクは他のバイクを全域で上回り、
どの域からの加速性能すらも
ZZR1100CBR1100XXスーパーブラックバード
凌駕した計測データだったようです。

排気量1299cc、馬力175ps、トルク14.1kg-m


世紀末、バイク界に新たなアルティメットスポーツ
スズキ GSX1300R ハヤブサ が誕生しました。

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 ハヤブサの名の由来

時速300km/h以上で獲物を捕らえる
猛禽類(もうきんるい)の鳥の隼から、
英語:Bird of prey

猛禽類とは生態系の頂点に位置する鳥の事

また、隼(ハヤブサ)の語源は速い翼(つばさ)からできたようです。
速翼→はや つばさ→隼(ハヤブサ)


海外でもハヤブサで通じますが
Hayabusa ハヤブーサや Busa ブサと呼ばれていました。

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ハヤブサ VS ZX12R!
 

この後に登場したカワサキの新たな刺客ZX12R
加速性能はZX12R に譲るものの
最高実測速度は297km/h
ハヤブサ を完全に仕留め切れなかったのが現状と言われています。


しかし、この圧倒的な最高速バトル
既に欧州からバイクの速度規制論議 が発生し、
ハヤブサZX12R350km/h まで刻まれた
メーターも自主規制が導入され、2001年モデルから
350km/hフルスケールメーター→300km/hメーターになり、
事実上、最高速バトルは終止符が打たれました。

その為、ハヤブサは現在でも300km/h 以上出たと言う
最速の証が刻まれているのです。

これを機にGSX1300Rハヤブサ
一つのハヤブサ と言うブランドとして、
車種名がハヤブサ1300 となったようです。

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 オートバイ雑誌 バイク人気ランキング


2013.5/2UP!!

マシン オブ ザ イヤー
逆輸入車人気ランキング

2011.1/2UP!!

ヤングマシン雑誌
年代  逆輸入車クラス 総合クラス部門
 1999年  1位  1位
 2000年  2位  2位
 2001年  2位  1位
 2002年  2位  1位
 2003年  4位  1位
 2004年  2位  2位
 2005年  1位  1位
 2006年  1位  1位
 2007年  1位  1位(99-07) 3位(08)
 2008年  1位  1位
 2009年  1位  1位
 2010年  1位  1位
6冠!!
2010逆輸入車クラス1位&総合1位!
78年、6連覇、カワサキZ2とタイ
通算7度目の栄冠(トップ3)ならZ2越え!?

総合部門 ハヤブサ 1位:222票
VFR1200F/DCT、2位:117票

逆輸入車部門 ハヤブサ 1位:418票

VFR1200F/DCT、2位:273票

2014.9/4UP!!
オートバイ雑誌
年代   逆輸入車クラス 
 1999年  1位
 2000年  2位
 2001年  2位
 2002年  1位
 2003年  1位
 2004年  2位
 2005年  4位
 2007年  2位
 2008年  2位
 2009年  2位
 2010年  1位 総合1位
 2011年  2位 総合2位
 2012年  2位 総合3位
 2013年  1位 総合2位
 2014年  2位 総合4位 国内BIGロードクラス3位
 2015年  1位 逆輸入 7位 総合 国内BIGロードクラス5位
 2016年  1位 逆輸入(H2とタイ) 5位 総合 国内BIGロードクラス7位
2011ハヤブサ:クラス2642票
総合1167票

2011総合1位
NINJA1000:クラス2971票
総合2351票

2012
総合:3位2767票
逆輸入車:2位3753票

2013
総合:2位1117票
逆輸入車:1位3007票

2014
総合:国内仕様4位780票、逆輸入507票
国内、逆輸入仕様 合わせたら1287票で総合3位です^^
逆輸入車:2位3217票

傾向として、1位などは最近登場したバイクになり、
ハヤブサは1999年デビュー以来上位人気モデルです^^


2015.11/11UP!!

総合:7位311票
逆輸入車:1位2151票
BIGロードスポーツ:5位680票

今まで最新のバイクが上位に来て、その後に隼と言う感じでしたが
隼登場16年目(現行隼は7年目)にも関わらず
逆輸入車クラスでは、なんと1位になりました^^

2016.9/19UP!!

総合:5位801票
逆輸入車:1位1876票
BIGロードスポーツ:7位710票

昨年と同じく、隼登場17年目(現行隼は8年目)にも関わらず
逆輸入車クラスでは、なんとまた1位になりました^^
更に総合では票が多く増え、5位に浮上!


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ロングセラーのハヤブサ!

ハヤブサのデビューから7年間、
一年ごとに、細かなマイナーチェンジや
カラーチェンジが施されるのみ。

大体バイクは2年に1回のモデルチェンジをしているのですが
スズキのフラッグシップのハヤブサは、時がたっても衰えることなく、
マイナーチェンジのみ、常に人気で
完成度の高さを意味しているようにも思います。


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 ハヤブサ VS ZZR1400!

しかし2006年
デビューから8年後!?
カワサキがまた、ZX12R に続き、
新たなフラッグシップを開発しました。

Ninja ZZR1400
排気量は1352cc、馬力193ps、トルク15.7kg-m
ハヤブサ を上回ったスペックで登場しました。

そして、Hayabusa VS ZZR1400 の実測対決が始まりました。

ゼロヨン(0-400m加速)、峠、サーキット
と行いましたが、ZZR1400 が一歩譲った結果でした。
しかし、この対決に使われたZZR1400は
ハイパワー仕様から10psも低いマレーシア仕様 でしたので、
カナリのハンデがあったと思います。

しかし、ハヤブサ は、デビューから8年もたった、
この時代の新バイクと互角に戦えるという結果は
色あせ感は全く無かったと思います。

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 2008年 2代目 GSX1300R ハヤブサの登場!

ハヤブサモデルチェンジ

時は2008年、ユーロ3と言う欧州の排ガス規制 が出てきました。
このままだと現行のハヤブサは08年からイレギュラーモデル となり、発売禁止になってしまうので
ハヤブサモデルチェンジ をせざるを得なくなりました。

そして、2008年

新型 ハヤブサ1300の登場です!
 
初期型のハヤブサ をイメージしつつ、
新たな風洞実験によって生まれた空力デザイン
ハヤブサデビューからスズキ8年分のテクノロジー
一気に詰め込まれました。


排気量1300cc→1340cc
馬力175ps→197ps
トルク 14.1kg-m→15.7kg-m
ライディング、3モード切り替え可能なS−DMS

全てが新しく、まさにハヤブサ正常進化 をしたと思います。

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 新型ハヤブサ VS ZZR1400!


そこで再び、今度はフルパワーではない10psUPした
190psのマレーシア仕様のZZR1400 との加速対決です。
この対決にもZZR1400ハヤブサ に譲ったという結果でした。
ただし、これもフルパワー193psのZZR1400ではないです。

ハヤブサ の2009年モデルも
カラーチェンジのみです。

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  2021.5/3UP!!
2021年 新型 Hayabusa 参上!


ハヤブサモデルチェンジ

ついにこの日がやってきました!
令和の時代、スズキ創立100周年から1年後の2021年、
スズキグローバルによる
新型隼と思われるティザー動画 公開後の
2月5日吉日!
正式に
新型隼の発表動画 が公開されました!

何度もプロジェクターで観ました笑

1998年初期型隼デビューから23年、2代目ハヤブサデビューから
更にスズキの13年分のテクノロジー が一気に詰め込まれ
アルティメットスポーツ
新型3代目Hayabusaの登場です! 

発売前にたまたまお店で遭遇!?
カタログも戴けました!やはり隼と縁がありそう笑

  初期型と2代目のハヤブサをイメージするデザインですね!
コンセプトはThe Rifined Beast(凶暴さを制す知性)
強大な力を持ちながらスズキが誇る最新の電子制御システム
スズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S)をふんだんに詰め込み
手の内で制御されると言うコンセプトとの事です。

最新の電子制御が本当に驚くほど多く
また各オーナーに合わせた長く乗ってもらうための
10以上のモード切り替えがあるそうです!?

待望の情報かバイク雑誌やヤフーニュースにもたくさん取り上げられていますね^^


隼駅まつりでは、スズキの社長さんがここ数年、毎年参加されてはり
毎年、毎年、新型隼についてのお話を持ち出しては
なかなか新型隼発表には至っていなかったのですが
その理由がよくわかりました。

排気量UP、過給機ターボ、6気筒など色々試した結果
初代から継承する現行エンジンを進化させる事に行きついたそうです。

また不毛な最高出力バトルから身を引き、乗りやすさを追及し、
排ガス規制ユーロ5にも対応と最高出力をあえて、前モデルから7psのみデチューンし、
常用域の改善を優先すると言う英断が下されました。

通常バイクモデルは最新型が最高出力を持って登場し、前モデルを追いやりますが
このお陰で初代、2代目、新型3代目と各個性の選択肢ができました。

隼駅祭りではスズキ社長さんは、謙虚に隼オーナーに
次期隼についてなど一人一人のお話を聞いて周ってはり、
(自分も聞かれました^^)
オーナー一人一人帰るまで最後の最後まで手を振っている姿にも惹かれました!
自分は
スズキ社長と一緒に隼駅前でかき氷を食べた事 は忘れられないです^^


隼まつりが行われる隼駅のある鳥取県、若桜(わかさ)鉄道では、
現在、
新型3代目ハヤブサのラッピング電車 も走っているみたいです!
ハヤブサの登場は地域も電車も動かします笑


キーON時の隼のロゴや、キーOFF時のスズキのSのロゴの演出もイイです!

また、スズキ二輪として初のカラーオーダープランを採用
これはボディカラー3色 X アクセントカラー3色 X ホイールカラー2色を
オーナーが自由に組み合わせを選ぶ事ができ、
全18カラーパターンがあり、
個性を追求するバイクオーナーに寄り添った設定ですね!

本当にハヤブサらしさとは何かを追求に、追求してできた
ハヤブサオーナーとしても素晴らしいHayabusaだと思います!
開発秘話も聴いていても、日本人の昔からの文化、
精神、スピリットなどを感じ取れました!

スズキハヤブササイト

スズキHayabusaスペシャルサイト


ハヤブサ開発者は
『長いこと乗ってください!10万キロ、20万キロ、なんなら50万キロ!』
この言葉にハヤブサへかける思いが伝わってきますね^^

現在初期型所有で13万キロ!
初代でもまだまだ乗れそうですね^^

今回もハヤブサは正常進化したと思います!

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X-フォーミュラークラス ヨシムラ ハヤブサ優勝!

1999年 全日本ロードレース選手権
X-フォーミュラークラス優勝!
 
バイク界で言わずと知られたヨシムラの吉村不二雄氏本人が
このハヤブサに目を付け
全日本ロード選手権のX−フォーミュラクラス
(プライベーターの1000cc以上4ストロークのクラス)
レース仕様にチューンしたハヤブサで参戦。

スタートポジションはX−Fクラス1位、総合15位
レースは総合9位10位など(X−Fクラス1位)を走行していたが
途中、キルスイッチの故障で総合34位になり、
X−FクラストップのモリワキVTRに抜かれる。

しかし、それでも追い上げ総合19位にまで追いつき、
X−FクラストップのモリワキVTRをついに追い越し、
総合16位でX−Fクラスの優勝は果たしました。

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ヨシムラ ハヤブサ X-1


上記のX-フォーミュラークラス優勝はファンにとって
とても興味深いものでした。
そこで、是非市販して欲しい、是非乗ってみたいとの意見が相次ぎ
ヨシムラが初めてコンプリートマシンとして
100台限定でハヤブサ X−1が発売されました。

193ps/10000rpm
198kg
14.5kgm

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ハヤブサ クレイモデル

シャンパンゴールドのハヤブサ
 

ハヤブサの開発時のクレイモデル、
ロゴがGSX-Rとなっていた。
カラーはシャンパンゴールド。
ある意味、最も初期のハヤブサとも言えます。

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GSX1300R Hayabusa 年式別 カラー バリエーション 一覧
       
 1999   
 2000  
 2001  
 2002
 2003
 
 2004
 
 2005
 2006
 2007
 2008
 2009
2
 2010

 
 2011  ヨーロッパ仕様に

 2012
 2013
 2014  国内仕様発売


   国内限定カラー     50thアニバーサリーUSA限定カラー
 2015
 2016
 2017
 2018
 2019
 2020 2020.11/7UP!!
 2021
2021.5/3UP!!
新型3代目Hayabusa


カラーオーダープラン全18色

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